富山の森を守る

森林の働き

木材、木製品、森の恵みを生み出す

住宅や家具、紙、食器など、くらしに欠かせない木材、キノコなどの食糧といった、さまざまな森の恵みを生み出します。

土砂の流出・土砂災害をふせぐ

森林の樹木や下層植物、落ち葉などが雨によって土砂が流れ出るのをふせぎ、また、しっかりと張られた根が山崩れなどの土砂災害をふせぎます。

豊かな水をはぐくみ、たくわえる

スポンジのような森林の土が雨水をため込み、ろ過して、ゆっくりと川などに流すことで洪水や渇水をふせぎます。

生物の多様性を保全する

豊な森林は、樹木やさまざまな植物、それらを住みかや食物にする動物や昆虫等多くの生物を育てます。

安らぎや心身の健康を提供する

緑の中で一息つく。そんな経験は誰でもあるはずです。
森林の癒し効果は近年科学的に証明され始めています。

地球温暖化をふせぐ

森林の樹木はCO2をため込みながら成長し、酸素を作り出します。
これが地球温暖化防止に大いに貢献します。

富山の森のようす

統計表(平成25年度データ)
区分 単位 数値 全国順位 備考
総土地面積 ha 425,000 33位 「H25年 富山県森林・林業統計書」
総人口数 1,064,009 38位 「富山県人口移動調査」各年10月推計
森林面積 ha 284,000 33位 「H25年 富山県森林・林業統計書」
森林率 67 25位 「H25年 富山県森林・林業統計書」
素材生産量 m3 68,000 40位 「H25年 富山県森林・林業統計書」
林業就業者 232 44位 「H25年 富山県森林・林業統計書」
外材依存率 89.7 4位 「H25年 富山県森林・林業統計書」

富山の森 復活作戦

昭和初期から地場産業の一翼を担ってきた林業も、昭和40年代初めの高度成長とともに、輸入木材の急増などから需要が減少しました。
その結果、これまで営々と森林整備に携わってきた森林所有者の経営意欲が低下し、手入れがなされない放置状態の森林が増加、近年では間伐などの手遅れから風雪害が多く発生しています。

緑の砂漠を理想の森に

“緑の砂漠”といわれる状況が日本の森林の六割以上を占めているといわれています。間伐されない森林では、地面に直射日光が届かず、下草が全く生えず、まるで砂漠のような状態になっています。間伐しようにも経費が出ないのです。ただ、こういった森でも、間伐すれば下草は伸びてきます。つまり杉という“資源の森”と広葉樹でできた“環境の森”が両立できるのです。
この混交林が私たちの考える“理想の森”です。

まずは、“とやま杉”の活用から

“とやま杉”を使うことは、富山の森を救うこと

①森林所有者にお金を還元することができます。
②森林整備が進み、生活環境を守ることに繋がります。
③伐採業者・製材・加工業者の雇用を確保・促進できます。
④大工・工務店・パレットメーカーの雇用を促進できます。
⑤健康住宅の確保⇒二酸化炭素の固定化ができます。
⑥涵養林として整備が進むことで飲料水が確保されます。
⑦ミネラルの豊富な伏流水により、漁業が振興されます。

作戦その1 建築

健康住宅を要望される市民に、しっかりとした材木を提供します。
①生産者の顔の見える家づくり事業の推進。
②住宅部材として使用できるように“乾燥”を施す。

作戦その2 公共事業

①市内公共建築物に、とやま産材を指定活用していただく。
 ⇒木材供出者(森林保有者)にインセンテイブが働きます。
②治山事業に間伐製材品を使用していただく。

作戦その3 学童の机椅子・家具用材

小中学校の、内装・勉強机・椅子を間伐材で製作します。(鉄の机では、なごやかな雰囲気は作れません。木に親しむことは、子供たちの情緒・精神の安定につながります。)

作戦その4 産業資材・パレット・梱包資材

上記の用途には間に合わない間伐材(“森と緑の環境税”事業からも出材されています)先端部・未利用材などの活用を、従来の森の枠組みを超えて、産業界に協力を依頼する。

作戦その5 合板用材

風倒木・病虫害材・小曲材など製材に不適な原木は、これまで、山で放置されるか製紙用チップとして活用してきました。技術革新の結果、合板として活用します。

作戦その6 製紙用チップ材・バイオマス燃料

枝葉・根など支障木・林地放棄材なども活用できます。

岸田木材の環境への取り組み

岸田木材の森林パートナー事業部のCSR活動では、富山の森林を整備し、環境保全に取り組んでいます。

また、この活動は、カーボンオフセットとして「地球温暖化防止」対策に役立っています。

⇒ 森林パートナー事業部の活動報告 はこちらから

◆岸田木材株式会社 森林パートナー事業部 「木霊の森」 の環境貢献度(年間)

◆カーボンオフセットとは